サクラファミリア・グランダーマ・アルテ・デッラ・ルーチェ社が生産するワインは、聖ベネディクトが提唱したモットー「ora, lege et labora(祈り、学び、働きなさい)」に啓蒙された労働観である「スピリチュアル・アグリカルチャー」が結実したものです。
日々の祈りを通して心を磨くこと、木々の特性を学び、人の仕事にどう反応するのかを深く知ることは、私たちの生産活動の柱です。
私たちのブドウ畑における日々の仕事は厳しい労苦を伴うものですが、祈りつつ、思想しつつ働くとき、すべてが神の恵みであることを発見します。私たちの仕事は、祈りによって始まり、 祈りとともに終わります。一日の仕事を神に捧げ、神に問いかけ、その豊かなお恵みに感謝するのです。
自然農法はこうした歩みの中で、精神と感性を耕す芸術となり、心の学びを実践体得する信仰の学校となりました。
私たちのブドウ畑では、農薬、除草剤などの散布、有機肥料などによる施肥は一切行われていません。天然硫黃も銅も用いられていません。